SOLIZE株式会社

SpectA KY-ToolAIが現場で蓄積された安全・品質情報の循環・利活用を実現
【プラント(鉄鋼・石油・化学)】【エネルギー(電力・ガス)】【建設(建築・土木)】【鉱業】【電気設備】
【運輸機(自動車・造船・航空機)】【総合重機(大型機器・産業装置・重機)】【運輸・物流(陸運・海運・空輸)】

個人の暗黙知に頼らず、
蓄積されたノウハウデータを現場で利活用

SpectA KY-Tool(スペクタ ケーワイツール)は、SOLIZE独自の自然言語処理AI(Aspect Engine®:特許取得済み)を搭載した危険予知支援ツールです。現場で実施予定の作業や工事に対して、蓄積された過去の災害事例から関連したリスクを事前に抽出します。
本ツールにより、組織の中で活用しきれず暗黙知となっている災害情報を効率的に共有することが可能となります。各ユーザーは、抽出・リコメンドされた情報をもとに適切な安全指示・対策を作業者に喚起することで、熟練者や現場の暗黙知によらず事故の未然防止に寄与します。

※天候情報自動取得、動画コンテンツ、音声入力に対応

必要な情報を、必要なタイミングで、必要な人に、
ジャスト・イン・タイムで届ける

SpectA KY-Toolの活用シーン

  • リスクアセスメント
    個人の経験差によりリスクの洗い出しがしきれず、またリスク評価も個人差によりバラつきが生じています。経験差を補うために、リスクアセスメントシートや過去事例などの自社サーバーの過去の知見や、公開データなどから、適切な関連情報を検索するものの時間をかけられず、形骸化しています。

    SpectA KY-ToolはSOLIZEが事前に登録した災害事例データに加え、自社の過去データを登録することができます。SpectA KY-Toolは、膨大なデータから作業に関連する事例を検索し、リスクの洗い出しが容易となります。また、情報を網羅的に抽出するため、リスク評価のバラつきを抑えます。
  • 日々の安全指示
    安全ミーティングやKY活動を実施するものの毎回同じような作業指示に留まってしまい、また、作業内容や作業員、天候などの日々変わる状況に伴った作業指示をすべきですがやり切れておらず、そのため作業員が安全指示を「自分ごと化」できず、危険な作業を行ってしまうことがあります。

    SpectA KY-Toolに当日の情報を入力すると関連性の高い事例が提示され、それをもとに現場では具体的な作業指示ができるようになります。具体的かつ関連性の高い安全指示は、作業員が危険を想像しやすく、危機管理を「自分ごと化」できます。
  • 事故発生時
    事故発生時、社内関係部門への災害報告のみに留まってしまい、その後事故が発生した際に現場に共有されず、過去の災害や事故の経験をリアルタイムに利活用できていません。

    SpectA KY-Toolは過去の事故発生時のデータを登録・共有でき、事故を未然に防ぐ目的で過去の経験をリアルタイムに他業務で活用できます。

SpectA KY-Toolでできること

  • 01.AIによる安全・品質事例(リスク、対策)の抽出、リコメンド ※天候情報による自動認識が可能
    02.イラスト/写真/動画による災害事例の具体的な表示
    03.帳票機能によるKYシートの電子保存

お客さまの声

「非熟練者の教育効果」「業務の効率化・スキルアップ」につながることを実感いただいています。

業務での活用シーン

安全/品質管理に関する各業務で活用することが可能です。

現場活用までのステップ

データベースを構築し、現場でさまざまなコンテンツを利活用できます。

取り組み事例

前田建設工業株式会社

安全管理 労働災害防止 危険予知

前田建設工業株式会社は、事業環境の変化に率先して対応していく新たな挑戦として、「総合インフラサービス企業」への事業変革を推進しています。
土木事業の現場に関わるすべての人を危険から守るため、安全管理の「危険予知の高度化」と「効率化」を両立する変革への挑戦が始まりました。
安全管理における「危険予知の高度化(工事の内容や状況に関連度の高い蓄積情報を、効率的かつ分かりやすく推奨)」や、モバイル端末による危険予知情報のフレキシブルな活用、そして施工管理に関連する情報連携まで、「効率化」へのシナジー効果が出始めています。

日特建設株式会社

安全管理 安全指示 危険予知

日特建設株式会社は安全をすべての企業活動の中心とし、「働く仲間を傷つけない・治らない怪我はさせない」を合言葉に、安全のルールを守る・守らせるための指導を徹底し、協力会社を含む全社員が一体となった安全衛生管理活動や安全教育を行っています。
同社の安全環境品質本部は、75年以上にわたり蓄積された「安全・品質管理における実践的な暗黙知」と「日特ブランドと誇れる安全・品質管理文化」を誰もが体現でき、次世代に継承するためのDXを開始しました。

よくあるご質問

SpectA KY-Toolを活用するにはどのくらいの費用がかかりますか。
ユーザー数単位でのライセンス費用がかかります。また、導入をよりスムーズにしたり、運用定着を早めたりするために「データ構築支援/データ構築自走支援」や「導入支援サービス」をご用意していますので、適宜ご利用ください(別途有償)。
詳細はお問い合わせください。
トライアルは可能ですか。
トライアル可能です。費用等の詳細はお問い合わせください。
トライアル期間中は、操作方法のレクチャーや、トライアル評価のヒアリングと分析などのフォローを定期的に実施します。
オンプレミスでの利用は可能ですか。
オンプレミスではご利用いただけません。
お客さまのコスト負担低減と、プロダクト品質の向上のため、クラウドサービスのみのご提供としています。
立ち上げ(自社事例の構築が完了する)まで、どのくらいの時間や準備が必要ですか。
SpectA KY-Toolにプリセットされている厚生労働省提供の約2,300件の労災事例データのみの利用であれば、ライセンス契約後、即日ご利用いただけます。
労災事例、不適合事例等の自社事例データをSpectA KY-Toolに登録する場合は、ボリュームや形式によってかかる時間が異なります(1週間から)。
保守や導入支援にはどのようなものがありますか。
保守には、「問い合わせ窓口の開設」「定期的なバージョンアップの提供」といったライセンスサポートが含まれます。
導入支援には、「あるべき姿の実現に向けた安全管理業務プロセスの見直し」「事例内容の見直し、イラスト/サムネイル画像データ作成等、生成AIを活用した支援」「ツール運用・定着支援、ログ情報の収集などによるツール活用状況可視化」などのメニューがあります(別途有償)。
生成AIはどのように活用していますか。
導入支援サービス(別途有償)にて事例の不足データの生成や、リスクや対策等の要約に活用しています。今後はユーザー向けの機能に組み込んでいくことを計画中です。

SpectAに関するお問い合わせ

サービスに関する情報をはじめとした各種資料(PDF)をご提供しています。
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