INTERVIEW
小さな行動の積み重ねで
変革を起こす
2020年 新卒入社
明治大学 総合数理学部
エンジニア
興味があったら即行動、行動することでしか得られないものがある
入社のきっかけ
ものの形やものが形成される過程に興味があり、大学時代は折り紙の研究を選びました。プログラミングや数学に興味があることを先生に伝えたところ、1年生から研究室のお手伝いをさせてもらう機会をいただき、研究の進め方や考え方など、本格的に研究が始まる前に基本的なスキルを身に付けることができました。研究で立体の展開図を扱う機会が多く、CADを使った業務に興味を持ったことがきっかけでSOLIZEの1DAYインターンシップに参加しました。その後の会社説明会で「MBD」に関わる部署があることを知り、選考に進むことを決めました。研究活動では、展開図をプログラムに落としてシュミレーションする機会があったので、もともとシミュレーションやMBDに興味があったことと、面接を通じてエンジニア一人ひとりがものづくりを大切にしている、そして相手の意見を大切にする文化に共感し、入社を決意しました。
自分の考えや意見を率直に伝えられる環境
入社して感じたこと
仕事を進めるうえで意見が食い違うことは当然ありますが、メンバーと議論しながら仕事を進めることで自分にはない考え方を知り、チームで最適なアウトプットを出すことのおもしろさを体感しています。意見がまとまらない時は「何のためにやるのか」という原点に立ち返り、そこに向けて議論を収束していくことで最適な答えを見つけられることも学びました。採用面接の中で面接官から感じ取った「相手の意見を聞き、自分の意見も率直に伝える」という社風は現場に浸透していると感じます。
フィードバックを繰り返すことで知見が蓄積されていく
業務経験
最初にアサインされたプロジェクト業務では、要求分析からテスト検証までの開発の上流工程をひと通り経験しました。要求分析が特に難しく、より詳細にお客さまの要求を文字や図に起こすことでよいプログラムができますが、わかりやすい図や文章は人によって異なります。また、構成を決めすぎると柔軟な対応が損なわれるため、「ちょうどよい」を見つけるために先輩やメンバーから数多くのフィードバックをもらい、その精度を高めていきました。
現在担当しているプロジェクトは、自動車シミュレーションツールの改良開発です。シミュレーションを実際の車輌の挙動に近付けるためにモデルを改良したり、期待する挙動に近付けるために何をどのくらい調整したらよいかを検討・提案したりしています。シミュレーションのパラメータと実際の車輌の動きの両方を見比べて検討を進めるために、多くの情報を処理する必要がありますが、これまでの経験をもとに道筋を立て、徐々にシミュレーションと実際の挙動を近づけていく過程にやりがいを感じています。
これまでに培ってきた技術をカタチにして伝承していく
今後チャレンジしたいこと
一般的に、経験は経験したその人だけのものになりがちで、ベテランの感覚や知見をほかの人に伝えるためには長い期間が必要だと考えられています。現在担当しているプロジェクトは、こうした感覚や知見の資料化と、それらを活かす仕組みづくりのフェーズに差し掛かっており、それらをより短期間で効率的に伝承できるよう活動を行っています。加えて、これまで自発的に記録してきた「自分自身がどのような思考で作業を行ったか」「やってみてよかったこと」という情報を織り込み、実践的なカタチになるよう努力しています。このノウハウをどのようにまとめ上げていくか、チーム内でアイデアを共有したり、意見を出し合ったりして、経験が短い方でも最適な判断ができるような資料や仕組みを完成させたいと考えています。
プロジェクトアサイン後の
1日のスケジュール
(本社での業務)
- 8:00
- 始業。ToDo整理、メール確認。
- 9:00
- 朝会(グループ全体の進捗共有)。
- 9:30
- ツール改良、シミュレーション/データ解析。
- 12:00
- 昼食。
- 13:00
- 打ち合わせ準備。
- 13:30
- 昼会(チーム内の進捗共有)。
- 14:00
- 週一定例会(お客さまへの進捗共有)。
- 14:30
- 会議内容整理(ツール改修、シミュレーション/データ再解析)。
- 16:00
- 作業内容まとめ。
- 17:30
- 終業。
皆さんへのメッセージ
私が入社した年は、新型コロナウイルスが流行し、世の中が大きく変化した年でした。やりたいことが制限される中で、考えることはいくらでもできますが、実際に行動してみないとわからないことも多いと実感しています。入社して間もない頃は仕事に慣れることで精一杯でしたが、現在は疑問に思ったことや意見を発信し、小さくてもできることをする姿勢が成長につながり、社内でも評価してもらえていると感じています。ぜひ、皆さんもSOLIZEでさまざまな挑戦をしてみてください。