INTERVIEW

個々の知識・経験を組織で活用し
成長を加速させたい

2007年新卒入社
神奈川工科大学 工学部 機械工学科
変革コンサルタント(2018年に他事業部から異動)

かっこよく働く自分を思い描いて、未熟ながらも飛び込んだ

入社のきっかけ

大学では、ヒューマンフォームロボットに憧れて工学系の道に進むことを選択しました。手を動かして物を作ることに加えて、学びの中で構想したアイデアをCADで具体化することに魅力を感じ、当時3D CADに力を入れていたSOLIZE株式会社(旧SOLIZE Engineering株式会社、現在のアドバンストエンジニアリングサービス事業部)に入社しました。当初はかじった程度のCAD知識しかありませんでしたが、さまざまなお客さまのもとで設計の経験ができる働き方に関心を持ち、この会社であればいろいろな経験をして成長できる、私の思い描いていた理想のキャリアを築けると思いました。

入社後は約10年間、3つの分野においてお客さまの設計部門で製品設計を経験し、ものづくりにおける一通りの知識を培ってきました。その後は、より上流となる製品開発領域全体を見られるような変革コンサルタントに興味を持ち、SOLIZE Innovations事業部に異動を決めました。

多種多様な実践のチャンスと挑戦を支える環境がある

入社して感じたこと

SOLIZEでのキャリアは単なる設計業務に留まらず、お客さまとの多面的な関係を築くチャンスに恵まれています。製品設計を担当していた頃は、お客さまと共に製品開発の現場で実践的な経験を積み、製品をよりよいものにしようと奮闘しました。異動後、コンサルティング業務に携わるようになってからは、設計製造の現場では見えなかった組織の全体像や業務全体の流れを俯瞰する視点を育むことができました。SOLIZE Innovations事業部では、社員同士のコミュニケーションが非常に活発で、業務を遂行するうえで困難な状況に陥った際は必ずフォローしてくれる環境があります。また、社外プロジェクトだけではなく社内プロジェクトや委員会などのさまざまなコミュニケーションレイヤーを通じて、自身の視野・人脈を広げられると感じています。

設計領域の3D CAD設計者から、業務と新技術の組み合わせにより効率化を図るコンサルタントへ

業務経験

入社当初は3D CADを活用してお客さまの設計支援業務に従事し、製品データ作成、仕入先との折衝、設計した部品の実力試験、工場の製造工程管理など、製品製造の一連の工程を経験しました。自動車エンジン、携帯電話/スマートフォン、プラント系大型タービンなどさまざまな製品の設計に携わり、多様な技術や知識を身に付けることができました。SOLIZE Innovations事業部への異動後は、これまでの設計経験を活かし、自動車部品メーカにて3D図面化を通じた作図効率化の活動に取り組みました。

現在の担当業務

現在は、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)が推進する「次世代人工知能・ロボットの中核となるインテグレート技術開発」における、弊社の開発テーマ「熟練者観点に基づき、設計リスク評価業務における判断支援を行う人工知能適用技術の開発」の研究に携わっています。具体的には、設計検討の際にこれまで蓄積した過去の設計知見を必要なタイミングで参照し、設計レビューの品質向上と効率化を図ることを目的として研究を行っています。私の役割は、設計過程での意思決定に必要な知見を収集する支援ツールの開発で、機械設計の経験をもとに、システムの機能設計とデータ構造を検討しています。これまでの設計知識を活かし、AI領域の技術検討に挑戦したことは、知識向上につながる貴重な機会になりました。

製造業支援のためのAI活用と技術開発への挑戦

今後チャレンジしたいこと

NEDOプロジェクトで得た経験を活かし、現在はAIによるデータ分析を通じて設計標準や検討ルール、不具合事例集などの大量の情報から関連事例を抽出・活用する、設計支援のためのシステム開発に関心があります。さらに自身の設計経験を活かし、製造業のお客さまの業務を深く理解し、迅速かつ的確に改善提案ができるような能力を高めたいと思っています。

また、お客さまのみならず社内の改善にも取り組みたいです。SOLIZE Innovations事業部には20年以上にわたり、お客さまへのコンサルティングで培った豊富な知見があります。その知見を効率的に活用できる検索システムを構築することによって、いろいろな業界・業務の知識を深められ、より効果的な提案をするための情報収集ができるなど、部内メンバーの業務効率化や知識面での成長を促せるよう、貢献していきたいです。

キャリアパス

キャリアパス

皆さんへのメッセージ

新しい挑戦は、成長とキャリア形成の二つが鍵です。これまでさまざまな分岐点に立つたびに、「やる or やらないくらいならやる」のマインドで、新たなお客さま、業界、業務に臨んできました。大変な時期はありましたが、この積み重ねが私の設計力を鍛え、設計業務からコンサルティング業務への転換の扉を開いてくれたと思っています。初めてなのでわからない、自分には無理かもしれないと尻込みをすることがあっても、「まずはやってみる」という考えを持ち行動していれば、SOLIZEには必ずフォローしてくれる環境があります。

躊躇することなく、ぜひチャレンジしてみてください。一緒に成長していきましょう。

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