INTERVIEW
よりよい未来をデザインし
挑戦を共に楽しもう
2003年新卒入社
慶應義塾大学 経済学部 経済学科
新規事業開発、変革コンサルタント
デジタルを活用した、ものづくりの在り方を創造する変革に参加したい
入社のきっかけ
私の学生時代はインターネット黎明期で、アーキテクトやITコンサルタントといった職種が脚光を浴びていました。私自身はWeb制作のアルバイトをするなどデジタルに強かったこともあり、IT業界をターゲットに就職活動をしていました。その中で出会ったのがSOLIZEでした。設計からものづくりまでをデジタルで一気通貫する姿は、IT、製造業のどちらから見ても異彩を放っていました。そして入社前に先輩社員と接して受けた印象は"Best & Brightest"でした。
文系の私には気後れもありましたが、この仲間たちとものづくりを変革することに挑戦できたら楽しそうだ、というワクワクする気持ちが勝りました。
挑戦を後押しする組織
入社して感じたこと
目的志向でフラットな人間関係や、互いをリスペクトし困った人を助ける文化は、一貫して変わらないよい点だと思っています。当時、文系出身のコンサルタントは少なかったのですが、自分自身が臆せずやってこられたのは、こうした文化や環境に支えられていたことが大きいと感じています。私の役割はコンサルタントからはじまり、プロダクトマネジメント、パートナー(営業)、マーケティングと、よい意味で紆余曲折を経て、今は新規事業開発テーマのリーダーを担っています。キャリアの節目に自分の意志が尊重され、今があります。「こういうことを実現したい」という意志がある人には、大きな機会があると感じています。
先進的なサービスを提供し、市場を創造する
業務経験
私のキャリアの前半は、コンサルタントとして製造業の製品開発プロセスの変革に携わってきました。後半はパートナー(営業)、マーケティング、新規サービス開発を担当しました。これまでの取り組みから生産性向上やリードタイム短縮といった製造業のQCDに対して、微力ながら貢献してきたという自負はあります。一方で、この提供価値をより多くのお客さまに届け、産業全体にスケールさせるか、提供価値の幅を広げるためには何をすべきか、ということも考え続けてきました。
現在の担当業務
近年はQCDのみならず環境(E)や社会(S)に対しての価値貢献が必須になってきました。これらの変化に対して受動的に対応するのではなく、先進的なサービスを提供して、弊社がリーダーシップを取れる市場を創造することが私のミッションです。手始めとして、環境負荷を定量化する手法として近年需要が増しているLCA(Life Cycle Assesment)の新規サービスを立ち上げました。このサービスに関する企画、マーケティング、営業、デリバリー、アライアンスまでのすべてを推進しています。また、この領域の主要なコンソーシアムに参加し、標準化の議論や渉外活動にも取り組んでいます。
「持続可能なものづくり」でよりよい未来をデザインする
今後チャレンジしたいこと
今後明確に達成したいと思っていることが3つあります。1つ目は、今取り組んでいるLCAサービスを成長させトップブランドにすることです。2つ目は、SOLIZE Innovations事業部を超えた連携、すなわちLCAを活用して、3Dプリンティングやエンジニアリングサービスの事業の付加価値を高めることです。先日、国内初となる量産車への3Dプリント品の搭載事例に対して、LCAを実施してプレスリリースをしました。こうした革新的な事例を増やし、事業を超えた企業経営として環境価値を高めることを推進したいです。3つ目はサーキュラーエコノミーを実現するうえでドライバーとなる製品・サービスを実現することです。これらの「持続可能なものづくり」の取り組みを進めることで、企業単位の変革の枠を超え、産業あるいは社会全体の変革に寄与し、次の世代によりよい世界を残せるようにチャレンジを続けたいと考えています。
キャリアパス
皆さんへのメッセージ
SOLIZEは日本の製造業の競争力の源泉であるエンジニアリングチェーンに対して価値を提供しており、コンサルタントやデータサイエンティストとして成長できる環境であると同時に、産業や社会に対してインパクトを与えられるポテンシャルを持っています。
すでに志を持った人はもちろんのこと、コンサルタントやデータサイエンティストとして一人前になったうえで次のステップを考えたいという人、新しい事業を産み出したいという人にもぜひエントリーして欲しいです。皆さまとお会いしてお話できることを楽しみにしています。