INTERVIEW
未来のありたい姿を実現するために
前例の有無に限らず挑戦し続けたい
2022年キャリア入社
名古屋工業大学 工学研究科 情報工学専攻
前職:重電メーカー 設計部
変革コンサルタント
製造業が抱える問題を解決できる存在になりたい
入社のきっかけ
私の地元には自衛隊の基地があり、身近にあった防衛航空機に強い憧れを抱いていました。前職では憧れの防衛航空機の設計に従事し、誇りを持って取り組んでいました。しかし、実際の設計現場では非効率な業務の進め方があたり前で、「これまでずっとこの業務のやり方だった」とか「前例がない」などの理由で、なかなか改革が進まないのが実情でした。それでも主業務と並行して改革に取り組んでいましたが、内部で改革できる範囲に限界を感じて転職を考え、いろいろな企業を調べる中でSOLIZEに出会いました。設計スキルの経験が活かせる、製造業に特化したコンサルティング企業ということで、私の求めていたイメージにヒットしました。また、社員の人柄や、お客さまと伴走して業務変革をやり抜く働き方にひかれ、即入社を決めました。
一言一句に魂を込める
入社して感じたこと
初めてアサインされたプロジェクトで、活動の成果報告に求められる品質のベクトルに驚愕しました。前職では、技術ベースで設計結果をありのままに伝えることが求められましたが、変革コンサルタントは成果を端的にわかりやすく伝える「1スライド1メッセージ」が求められ、資料に記載しているメッセージラインや詳細の一言一句に魂を込める必要があることを知りました。特に前職では会話さえしたことがないような、大手企業の重役やエース級のお客さまに対して報告するため、その必要性を強く認識しました。そのような違いにすぐに気付けたのは、私が作成した資料を一言一句チェックし、フィードバックをしてくれた、周りのサポートが大きいです。コンサルタントという初めての職種で立ち回り方がわからず不安を抱えていた中で、粘り強く指導してくれる上司や先輩方がSOLIZEにはいると感じました。
関係者を巻き込みながら、同じゴールに向かって邁進する
業務経験
前職では、航空機のミッションシステムの設計・開発に従事し、仕様検討から設計、試作評価までの一連の業務を担当しました。航空機が担う任務から搭載するミッションシステムに必要な性能を試算し、検討した仕様に基づき、設計を行っていました。航空機の設計は制約条件が多いため、多くの部署を巻き込んでの調整が必要となり、技術や製造に精通したベテラン社員と日々議論を重ねながら、業務を進めていました。
現在の担当業務
プロジェクトリーダーとして、複数のプラントメーカーのお客さまに対し、安全管理業務のリスク抽出を支援する「SpectA KY-Tool」の導入に向けたプロジェクトを担当しています。デジタル技術を活用した未来の安全管理業務をお客さまと描きながら、同じゴールに向かって活動を進めることができ、やりがいを感じています。前職では関わりのない業務領域であり、知見を活かせる場面は多くありませんが、さまざまな関係者を巻き込んで業務を進めるというベースは現在の業務にも活きていると思っています。
製造業の全プロセスの変革を実行できる人財に
今後チャレンジしたいこと
今後は製造業の全プロセスの変革を実行できる人財になるために、過去の知見も活かせる重電メーカー等で、アセスメント(現状調査)を経験していきたいです。また、ゴール達成に向けてお客さまのフロントに立ってプロジェクトをリードし、社内メンバーのサポートをしながら彼らの成長を支援できるよう、どんどん経験を積んでいきたいと思っています。
SOLIZEには各プロセスの変革の知見が蓄積されており、各プロセスにおける変革の実行経験を積むことでお客さまの業務の理解度が高まり、複数のプロジェクトの品質管理や次世代リーダーを育成するプロジェクトマネージャーへのステップアップにつながると考えています。
業務経歴
皆さんへのメッセージ
我々の仕事は、お客さま内部では実行困難な変革を実現していくことです。本当に実現したい未来の姿を描き、具現化するためには、お客さまも私たちも最後まで妥協せず、やり切る忍耐力が必要だと思っています。コンサルタントという職種自体が未経験で、はじめは業務の進め方に戸惑い、うまく進められず、辛いこともありましたが、頼れる仲間のサポートのおかげで日々楽しく、やりがいを持って業務に取り組めています。
製造業が抱える非効率的な業務を変革したい、今よりももっと成長したい、という方と一緒に働けることを楽しみにしています。