人財育成
SOLIZEの人財育成の枠組み
SOLIZEは企業理念である「進化を感動に」の実践と、「デジタルものづくりを革新し続ける企業」となる取り組みを行うにあたり、人を最大の財産と捉え、その価値を最大限に引き出せるよう人財育成に取り組んでいます。
エンジニア、コンサルタント、ビジネスリーダー、それぞれの成長ステージに応じたキャリアコースを設定し、活躍の場を提供します。また、スキルアップやチャレンジの達成を支援するための人事評価制度、キャリア面談制度、各種研修制度、資格取得支援制度を設けています。
SOLIZEは成長意欲のある人財に対し、能力開発を支援し、成長の機会を積極的に提供していきます。
キャリアコース
「スペシャリストコース」「マネジメントコース」の2つのキャリアの方向性があります。
- プロフェッショナルコース:エンジニアリング業務/コンサルティング業務を推進し活躍する
- スペシャリストコース:高度な専門性を持ち活躍、貢献する
- マネジメントコース:組織運営、プロジェクト推進で活躍、貢献する
成長・活躍のステージ
キャリアコースに基づき、期待役割に適応する活躍ステージを設定し、エンジニア/コンサルタント/ビジネスリーダーとしての成長を促進しています。
評価とフィードバック
年度初めに上司と本人が話し合いを通じて成長課題を明確にし、到達目標を設定します。また、上司は本人に評価とその理由をフィードバックし、今後の期待を伝え成長を促進しています。各役割に求められるパフォーマンス(業績貢献)とアビリティ(行動・能力)発揮の評価結果が給与と賞与に反映されます。
研修/実践の場
- 基礎力
新卒社員全員を対象に、入社時にSOLIZEの人財として必須となる理念・使命・行動規範などのマインド、およびビジネススキル・知識を習得するための研修を実施します。併せて、各職種、技術領域に特化した研修プログラムを提供しています。 - 専門スキル
組織における役割や、活躍ステージの変化、職種に対応したエンジニアとして必要とされる各専門スキル研修を用意しています。 - マネジメント力
チームや組織運営に求められるマネジメントスキルの習得機会を提供しています。 - 新しい価値創造の実践
技術開発、顧客開発、サービス開発など、高い専門性を発揮することによる新たな価値創造の実践の場を提供しています。 - コンプライアンス・情報セキュリティ
法令順守、リスク軽減、インシデント対応能力強化を目的とした研修を実施しています。
自律支援
上司との定期的なキャリア開発に関する面談を通じて、自己実現に向けた支援が受けられます。また、担当領域での研さんを補完するスキルアップ支援や資格取得支援に取り組んでいます。
SOLIZEのエンジニアによる、SOLIZEのエンジニアの育成
SOLIZEのエンジニアは、工学的なエンジニアだけではなく、コンサルティング業務に携わる人も変革エンジニアと呼んでおり、現場で働く人を指す幅広い意味を持っています。また、バックオフィスには元エンジニアが多数を占めており、SOLIZEはエンジニアが主役の会社です。
新卒および経験者の入社時研修では、現場で働いているエンジニアが教育を担当します。研修中は、SOLIZEで必要とする成長マインドや、現場で必要とされることを伝え、早期に現場で活躍できるよう、成長をサポートします。
SOLIZEではアントレプレナーシップを発揮するため「変革力×実践力」が必要となり、入社時研修では「変革力」を向上させるSOLIZE独自のコンテンツがメインとなっています。
配属後はリーダーと一緒にマイキャリアを設計したうえで、育成体系図をベースにした教育施策を受けたり、能力体系図や学習体系図を羅針盤として必要な自己学習ができ、エンジニアとして大きく成長することが可能です。
下図はエンジニアが自律的な成長をするために必要なサイクルであり、サイクルを回すサポート体制が整えられています。このサイクルを誠実に回すことで、アントレプレナーシップを持った人材となっていきます。
入社時
新卒研修
「SOLIZE人財の基盤を形成する」を目的として実施しています。社会人として必要なポータブルスキルを身に付ける基礎研修、所属領域における必要スキルを身に付ける専門スキル研修、SOLIZEの組織理解をする合同研修の3つがあります。
この3つの研修は、講義を受けるだけではなく、講義内容を実践し、実践した内容をフィードバックするアクティブラーニングという手法で行います。これにより、カリキュラムの内容を着実に定着させています。
- インプット:現場の実例を交えた講義
- アウトプット:現場を想定した実習を行う
- フィードバック:社会人基礎力を使って評価し、現場で必要なことを伝える
若手層研修
「SOLIZE人財として自立する」を目的として実施しています。これまでのキャリアとこれからのキャリアを同期同士で伝え合うことで、キャリア設計の言語化と同期との関係性構築を行い、以下の効果を狙っています。
- キャリア設計により業務のモチベーションアップ
- お互いの「これまで」と「これから」を共有することで、刺激や気づきを得る
- 同期同士が情報交換することで他のSOLIZEを知り、SOLIZE理解を幅広くする
経験者入社研修
「SOLIZEが実現させたいことを知り既存社員と共通の価値観を持って働けるようにする」を目的として実施しています。経験者に対しては、SOLZIEのマインドを持つ研修後、経歴により1~3ヶ月の研修を実施しており、場合により即OJTに入ることがあります。
SOLIZEの基礎スキルは、社会人としての基礎的なインプットだけではなく、SOLIZEで必要となる「変革力」をインプットします。その後、専門スキルとして現場で必要な「実践力」をインプットしていきます。
入社後
等級と機会の3つの体系図を活用し、組織・個人の能力(スキル・マインド)を向上させる
SOLIZE人財として社員一人ひとりがその価値を最大限に発揮できるよう支援するため、人事等級制度と期待役割、能力・学習機会を関連させた人財開発基盤としての3つの体系図があります。これらの体系図により、社員が自らの成長のための意欲情勢と目標設定がしやすくなります。
- 育成体系図:個人の能力を高める育成機会の全体像を示したもの
- 能力体系図:各等級と役職においての期待役割と求められる能力や成長のための学習機会を示したもの
- 学習体系図:個人能力を高める学習機会を学習カテゴリごとに示したもの
SOLIZE独自の高付加価値・価値創造推進人財育成
SOLIZEはサービスを提供するにあたり、「顧客業務に精通したエンジニア」と「請負が可能な高付加価値エンジニア」を育成します。変革コンサルティングにおいては「暗黙知をお客さまの競争力に転換する変革プロフェッショナル」を育成します。計画的なジョブローテーション、シナジー効果を発揮するジョイントプロジェクト等を通じ、エンジニアリング力とコンサルティング力を併せ持つ、「自ら変革を描き、自ら変革を実行するプロジェクトリーダー、ビジネスリーダー」の育成を推進しています。