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フットワークの良さが私たちの強みです
AMサービスビューロー部 営業課:児玉
AMサービスビューロー部 営業課 第1営業グループ:菰田
※各社員の所属は取材当時のものです
― 1年目はインターカルチャー(Web Shop)担当でした
菰田インターカルチャー(SOLIZE運営のWeb Shop)のお客さまは、入社時(2014年)は個人の方が多く、3Dデータについてや3Dプリントに至るまでの説明や工法の案内に苦労しました。今はSOLIZEの試作営業で法人のお客さまがメインですが、その頃得た「解りやすく説明をする」という経験が活かせてるかなと思います。
自分は現在でも兼務でインターカルチャーのお客さま対応をしていますが、ここ1年位で法人のお客さまが8割程に増えてきています。
個人向けの3Dプリントサービスが増えた影響も大きいでしょうか。
児玉「個人向け」と謳いながらもインターカルチャーで扱ってる装置もハイエンド3Dプリンターだしね。サービス内容の違いは具体的に言うとどのあたり?
菰田可能な限りお安く試していただきたいのでその分、反り・寸法精度・クリアランスは保証外、検査表はなし、納期が長め…というところですかね。
― やりがい、大変なことは?
菰田お客さまと一緒に、難しい案件をどう作っていくか打ち合わせを重ね、無事納品して喜ばれる瞬間が一番嬉しいです。
児玉そうだね、たしかに。あとはたとえば「短納期をスムーズにスケジューリングできた」「トラブルを回避した」といった日常リアルに多いことに対して喜びを見出すというのも大事かもしれないね。大変なことはどう?
菰田この頃はスムーズにコミュニケーションがとれるようになってきましたが、はじめは製造部との連携が難しかったです。「モノ」を見ながら話すと「お客さまの製品を一緒に作っている」という団結・共有意識が芽生えますよね。
児玉うん、仕上げ室や洗浄室に顔を出してコミュニケーションとるのは実は重要だからね。
菰田そういえば「慣れてきた頃が難しいんだなぁ…」と感じたことがありました。「いつもの感じで製作すれば大丈夫かな」と思い込んで進めてしまうのが一番こわいです。似たような案件でもよく気をつけてヒアリングしないと、できあがってみたら全然違う、なんてことになりかねないので…
児玉そういうケースでも助けられるので、営業同士での情報共有はとても大事にしています。常に新しい工法や応用できそうなパターン、技術に関する情報等は必ず共有するようにしているので、新人の頃は特に「こんなこと聞いたらだめかな?」と思わずに、わからないことがあったらとりあえず先輩に聞くことが大切です。
菰田新人でなくても皆さんわからないことがあったらとりあえず聞く、ということされてますよね。
児玉そうだね。結果お客さまに迷惑をかけないために必要なことだね。
児玉僕たち試作営業の強みは「フットワークの良さ」だと思っていて、菰田はそこが特に強いよね。入社時から根性があって、今はそれに知識がプラスされて、お客さまとの関係も築いて、自分の良さを活かして頑張ってる。キャパも増えたから、新規のお客さまはもちろん、ご無沙汰してしまっていたお客さまと良い関係を再スタートさせてくれたり頼りになる存在になってる。今、楽しいでしょ?
菰田楽しいです!最初はすごく大変でしたけど。先ほどのお話しにあった、フットワークの良さ…スピード感についていけなかったんです。だから引き合いが来たら、まずはすぐに内容を確認し優先順位を決めて動くようにしました。たとえば、設計部に相談が必要か、協力会社さんにスケジュールや製作可否の確認が必要かなどを判断し、動き始めるんです。
児玉「段取り八分」だからね!
― 営業のみなさん仲良いですよね
児玉個人の成績が重視されることによるライバル意識のようなものは少ないですからね。仕事ができるようになれば自然に難しい案件を受け持つようになるのと、単純に数字だけで評価しないので。売り上げ達成はもちろんですが、他にも「貢献度」を重視しています。
たとえば始めに話が出ましたが、インターカルチャーの売り上げは、1件1件は小さいですが、トータルで見ると大きな売り上げになります。それを頑張っていたのは菰田。売り上げはもちろん、稼働率を上げている。というところでもその貢献度は当然評価しています。「自分が立てた計画に対してどういう行動をとってきたか」が大事です。
僕たちの仕事は、お客さまの開発スケジュールに左右される部分もあるので(年単位でずれることも) そういった意味でも、計画に対する行動というのが大事。そしてその行動がスムーズにできるようフォローするのがリーダーの仕事ですね。
― お二人の関係はいかがですか?
菰田児玉さんはトラブル対応の迅速さが半端ない!ともっぱらの噂です。僕はまだ目の当たりにしたことがないので、体感してみたいです。
児玉まずトラブらないけどね!
菰田トラブル対応もそうですが、社内の取り回しは、他の営業のみんなはどんな風にやってるのかな、と思うことあります。アシスタントさんにお願いする範囲とかも。
児玉人によって違うと思うけど、基本的には(アシスタントさんに)色々お願いしちゃって大丈夫ですよ。たとえば注型品の分納スケジュールなんかも。上手に仕事を振ればお互い早く帰れるから一石二鳥だしね。
― 最後に、新入社員へのメッセージをお願いします
児玉「逃げないこと」
僕が新人の頃先輩に、営業とは何でしょうか?というようなことを聞いたことがあったんですね。 その方は「逃げないこと」だと仰っていて、もう10年前位ですけど、その言葉はずっと心に残っていて、最近は少しその意味がわかってきた気がします。お客さまと向かい合って仕事をする。嫌なこともこちらから動いていく。というような意味なのでしょう。
菰田単純ですけど、前向きで素直がいちばんですかね。社内でも社外でも可愛がられる。これができる人はすごく強いと思います。