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ものづくりを変える。
世界を変える。
2009年入社3D CADエンジニア
石橋知樹TOMOKI ISHIBASHI
※各社員の所属は取材当時のものです
PROFILE
生産工学部 マネジメント工学科卒。2009年入社。学生時代は知的財産権を扱う弁護士を志し、各企業内で研究開発された特許の申請・運用管理について学ぶも、いつしか自分自身が研究開発に携わりたいと思うようになり、SOLIZEへ。
Q1 現在の仕事内容とミッションは?
完全受託案件を担い、
100%自社開発を遂行。
学生時代は知的財産権を扱う弁護士になりたいと、法律事務所でアルバイトをしていました。そのとき、さまざまなメーカーに赴き研究開発された特許について、直接開発者の方々から話を聞く機会があったのですが、皆さんが技術について熱く語ってくれたんです。それが心に残って、自分も価値を生み出す側になりたいと思うように。卒業後は弁護士事務所に入るという選択肢もありましたが、方向転換。技術の世界へ。現在私は、受託事業グループに在籍。開発チームのリーダー的役割を担っています。SOLIZEは、開発・設計業務を一括でまるごと受託するという案件も推進中。クライアントから「こんな要件を兼ね備えた部品を開発して欲しい」といったオーダーをいただき、自社開発にあたるのです。この形式の案件は、クライアントの負荷を大幅に軽減でき、ニーズも拡大しています。
Q2 技術者として大切にしていることは?
頭は柔らかく、挑戦心は誰より強く。
価値ある仕事をするためには、視野を広げること。技術開発の実務で必要な現場視点、経営者のような高い視点、自社・自部署の視点、クライアントやユーザーの視点とを併せ持ち、物事を立体的にとらえられれば、どんな業界でも価値を生み出せると思っています。技術開発の世界は職人的気質が求められる部分もあり、どうしても視野が狭くなりがち。突き詰めれば突き詰めるほど、頑固な思考になってしまう傾向があると思うのです。ただ、SOLIZEという会社の存在意義を考えると、私たちは常に柔軟でなければいけない。多様な意見・知見を、偏見なく吸収していくべきだし、あらゆる業界に貢献しているビジネスモデルだからこそ、それができる。そうしてクライアントにもない知恵を、私たちは育むことができるはずなのです。
Q3 成長を実感した瞬間は?
多彩なフィールドが、エンジニアを強くする。
学生時代は法律を勉強していましたから、「CADって何?」というところからのスタートでした。けれども、入社時研修をはじめとした学習機会で日々、技術者としての成長を実感してくることができました。また、転職せずともさまざまな領域のものづくりを経験できるのもSOLIZEならではの魅力。実際、自動車開発、航空機部品開発、海外拠点設立と多様な業務を経験し、技術だけでなく人材育成やチームビルディングなどの力も磨くことができています。
【入社1年目~2年目/A/Tトランスミッションメーカーの技術開発部に配属。ギヤシャフト設計および海外現地生産化推進業務を担当】
文系出身エンジニアとして、いちから技術のイロハを学ぶ。
【入社2年目~3年目/受託事業グループに配属。旅客機部品生産用冶具の受託設計を担当】
3D設計図を描く日々。3D CADソフトを自在に操る技術を磨く。
【入社3年目~9年目/自社海外現地法人技術部配属。現地法人立上げ、現地エンジニア採用および育成、現地顧客エンジニア教育サポートを経て、自動車内外装部品設計およびデータ作成受託プロジェクトに従事】
中国上海にて、SOLIZE初の海外拠点立ち上げに参加。採用・育成、プロジェクト推進などマネジメント力も身につける。
【入社9年目~現在/受託事業グループに配属。海外拠点を含むデータ作成受託担当チームを率いる】
リーダーとしてマネジメント能力をさらに高めながら、業務外の知見も研修会・独学などを通じ吸収中。
Q4 これからチャレンジしていきたいことは?
皆が、世界に一台だけの
オリジナルカーに乗る時代。
世界のものづくりは加速度的に変化していきます。あらゆるものの製造スパンは短縮され、さらには大量生産から少量生産時代にも突入するはずです。世の中がそれを求めています。消費者ニーズ、志向はますます多様化し、車も家電もデジタルデバイスも、世界に一つの自分だけのオリジナルを使いたい。そんな時代が切望されているのです。ただしそれを実現するには、山ほどの難題が待ち受けています。設計開発プロセスも抜本的に革新していかなくてはいけません。私は思います。そんな変革を自分たち自身の手で、叶えたいと。SOLIZEの仲間たちとともに、ものづくりにおける巨大な変革を起こし、世界を一変させる。それが私の夢です。