SOLIZE株式会社

技術革新に飲み込まれるな。
技術革新を先導せよ。

2004年入社3D CADエンジニア

奥村佑介YUSUKE OKUMURA

※各社員の所属は取材当時のものです

PROFILE

工学部 機械工学科卒。2004年入社。学生時代に学んだ3D CADを活かせる場を探して就職活動を開始。さまざまな企業を見るなかで、もっとも3D CAD技術に長けているのがSOLIZEだと感じ、入社を決めた。

Q1 現在の仕事内容とミッションは?

多様な知見が必要となる、
自動車ドア設計。

設計エンジニアとして、自動車メーカーでの外装部品の設計を担っています。私が担当しているのは、ドアです。ドアは、鉄、ゴム、樹脂と多様な素材の部品が組み合わさってできていますし、万一衝突事故があった場合には真っ先に衝撃を受ける場所。ですからドアの設計には、機械工学的な知識だけでなく、素材、衝撃耐性、あるいは空気抵抗の問題などさまざまな知識が必要になります。学ばなければいけない領域が幅広い分、身につくものも多いですね。

Q2 技術者として大切にしていることは?

ツールを活かし、何を生み出せるか。

3D CADを用いて描いた設計図通りに部品が完成し、なおかつ狙った通りの動きをしてくれた瞬間。そのときが一番、技術者としての面白味を感じる瞬間です。「ほらね」という具合です。ただ、3D CADは、あくまでツールです。CADソフトを自在に操れるだけでは、エンジニアというよりオペレーター。SOLIZEのエンジニアとしては力不足です。技術開発における問題発見にはじまり、解決策を導く発想と行動ができなければ、付加価値のあるエンジニアとは呼べません。私たちにとって、小さいことから大きなことまで新技術導入や新発想をこちらからクライアントに提案し実現していくのは、日常の出来事なのです。だからこそ、多くの企業からSOLIZEは信頼いただいているのだと思っています。

Q3 成長を実感した瞬間は?

インプットなくして、アウトプットなし。

現部署に異動してからの3年間は印象深い時間でした。未体験の領域に飛び込み、ドアを中心に自動車外装部品開発の奥深さを目の当たりにし、設計という枠を超えたさまざまな知見を吸収しました。さまざまなインプットをすると、頭のなかの知識と知識が結びつき、新しい発想が生まれてくるように。問題解決の道筋が見えてくるようになるんです。

【入社1年目~4年目/自動車部品メーカーにて、自動車板物部品衝突用モデル作成およびメッシュ作成を担当】
技術者としての心構えにはじまり、3D CAD技術などを磨くことで、クライアント先で業務遂行できるだけの基礎スキルを身につける。

【入社4年目~14年目/自動車メーカーのエクステリア設計部署に配属。ドア部品(プレス、樹脂、ゴム部品)を担当】
配属後は、外装部品開発にまつわる多様なインプットを実行。3年ほど経過すると、新しいアウトプットが頭に浮かぶように。提案型のエンジニアに成長。

Q4 これからチャレンジしていきたいことは?

問題解決だけでなく、創造性ある仕事に挑戦し続けていきたい。

これからAIなどの技術革新で、エンジニアの業務内容も次第に変わっていくと思います。今私たちが必死になって頭を悩ませている問題を、AIが瞬時に回答してくれる時代がもう目の前にまでやって来ているのかもしれません。しかしそれは、人間にとってある意味危機でもあると感じるのです。さまざまな問題解決をAI任せにしてしまうことで、考えることを止めてしまう人間が増えてしまうのではないか。私はときどき、そんなことを考えるのです。私は、思考停止に陥りたくはない。仮にAIが解いた問題についても、なぜその回答なのかという本質を理解できている人間でいたいし、AIにはできない創造的な仕事へと自分の活躍の場を広げていきたい。学ぶ機会が多く、創造性ある仕事を求められるSOLIZEならば、そういう人生を歩んでいける。そう思っています。

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