INTERVIEW
実験的で挑戦的なマインドの人が
集まる会社
2004年キャリア入社
応用課程 生産情報システム技術科
解析エンジニア
経験がないことは、成長できる希望
入社のきっかけ
20年前のことですが、前職は都内で展開する飲食チェーンの社員でした。大学生時代に情報システム系でプログラミングを行っていたこともあり、IT系の求人を探していたところ、2000年初頭の当時は、3D CAD設計の全盛期だったこともあり、SOLIZE株式会社(旧株式会社インクスエンジニアリング)の会社説明会でのCAD設計が先進的で眩しく見え、自分もやりたいと即断しました。
未経験でも活躍できるかと心配でしたが、「経験がないことは、成長できる希望」 と面接で言われ嬉しかったことを覚えています。
柔軟でフラットな組織
入社して感じたこと
入社後は3ヶ月の研修でCAD設計できるようにと意気込み、必死に勉強していたのですが、1ヶ月ほど経った頃に「新規業務を拡大するから研修を切り上げてCAEの方に行って欲しい」と言われ少し戸惑いましたが、これまでの歩みを振り返ると正しい選択だったと思います。
フォローしてくれた当時の先輩方は必要に応じて横にも斜めにもつながるような人ばかりでした。自律的に縦横無尽に動けるような柔軟でフラットな組織関係は、現在も引き継がれていると思います。
また、SOLIZEには上意下達の文化がほとんどないと思います。一人が先頭でメンバーを率いるというよりは、必要に応じて役職や社歴に関係なく主導権を握ってよい環境と思います。
そのような個の能力を潰さない組織文化が、高い実行力につながっていると思います。
枠を超えた共創や自主性
業務経験
入社後しばらくして四輪完成車メーカーに常駐し、構造解析メッシュモデリングと品質管理や仕様作成を担当しました。一番大変だったのは非線形解析領域の変革プロジェクトに参加した時の初期モデルの構築でした。
技術的な知見がなく勉強しながらの毎日で、スケジュールが追い付かなくなり疲れ果てて立ち止まろうとした時、お客さま先のプロジェクトの主要メンバー数名から食事に誘われ「あなたが立ち止まると推進が止まってしまう。最優先で私たちがフォローするから前に進んで欲しい」 と言われました。
何とか貢献するために弱音や小さなプライドを捨て、社内外の助けを借りて挑戦したことは、枠を超えた共創や自主性、成果へのこだわりを優先させる今の私の考え方につながっていると思います。
現在の担当業務
社内の管理体制が変わってから日が浅く組織マネジメントはまだこれからですが、これまでの担当業務を引き継ぎながらお客さま先の課題解決や、複数案件のプロジェクト管理、マーケティングを行っています。
エンジニアという境界を曖昧に
今後チャレンジしたいこと
私は請負での業務をメインにしていますが、いわゆる業務代行だけではなく、その一つ上流のシステム開発設計の一部をチームで引き受けています。今後は、さらに上流のプロジェクトを左右する戦略策定の領域を、お客さまに寄り添いながら行っていけないかと考えています。
近年、製造業において、特に自動車業界は生成AIやEVなどの影響による環境変化が著しく、従来の「正しさ」や「常識」が通用しづらくなっていたり、多少新しいことをしても絶対的な競争優位性にはなりづらく、時間的に少し先を走っているだけで、すぐ他社に追い付かれたりします。
そのような環境では、常識を疑うような良質な非常識さと創造性をもって行動できるエンジニアが活躍できると思っています。SOLIZEには、そのような非常識さを否定しない環境があると思います。
今後は、エンジニアという境界線を曖昧にして、お客さまの変革を実現していきたいという意味を込めて、イネーブラー(何かを可能にする人)でありたいと考えています。
業務経歴
皆さんへのメッセージ
ものごとは理想どおりに進みませんし、懸命に努力しても必ず報われるとは限りません。しかし、逆境でベストを尽くすことで人は強くなっていきます。その経験は必ず次のステップにつながるはずです。SOLIZEには、腹を括ってものごとを決めるリーダーがいます。失敗して恥をかくリーダーがいます。それでも新しい挑戦をして理想に向かって突き進む姿は、きっと皆さんの刺激になるはずです。
そのような環境で、自分を成長させてみませんか。