INTERVIEW
常にアンテナを張り
アップデートし続けられる
人になろう
2022年新卒入社
工学研究科 信頼性情報システム工学専攻
XRエンジニア
学生時代の出会いから生み出された今の姿
入社のきっかけ
私は、もともと現在の専門領域であるXR領域に興味を持っていたわけではありませんでした。XR技術の存在は知っていたものの、非常に高度な技術の集まりで、一握りの人にしか扱えないと思い込んでいたからです。
しかし、ある部活動の展示で某メーカーのVRHMDに触れる機会を得て、私でもチャレンジできそうな技術であることを知り、この道に進みたいと考えるようになりました。
この時から、XR領域を軸に活動をしてきました。学生時代の研究では、XR領域の一つであるVR技術を活用し、暗黙知の抽出や仮想空間上で技能を習得するための環境開発、教育機関で行われている授業活動の仮想化に取り組みました。
先進技術を取り入れたものづくりによって価値創造をするSOLIZEであれば、XR領域において自分のやりたい挑戦ができると思ったため、入社を決意しました。
新人でも最前線に立てる環境がある
入社して感じたこと
私が初めて配属されたのは、すでに先輩方が活躍されている場とは異なる、新規のオンサイト先でした。私自身、新卒入社でしたので、数年間は先輩方のもとで経験を積むものと考えていましたが、SOLIZEの第一印象を決める役割を担うこととなりました。
正直なところ、自分がそれまで取り組んできたことに疑念があったわけではありませんが、社会人としての経験がないため、自信をもって業務に当たれるようになるまでには時間がかかりました。
しかし、遠隔ではあるものの、SOLIZEの同じチームのメンバーやチームリーダーとすぐにコミュニケーションがとれる環境があることや、バックアップ体制が充実していたこともあり、早期から自身のバリューを発揮できるマインドに切り替えられるようになりました。今ではそのオンサイト先にSOLIZEのメンバーを複数人配属いただけるようになり、よい結果が得られています。
仕事のやりがいは、お客さまに喜んでいただけた時
業務経験
お客さま先に配属されてから1年数ヶ月が経過しました。おもにXR領域を専門としたソフトウェアエンジニアとして、ソフトウェア開発業務とプロパーの皆さまのサポート業務を担当しています。
XR技術に関する相談や開発案件に対し、学生時代の経験から瞬時に工数やコスト・難易度を相手に伝えられ、適切なユーザーや技術を選択し、提案することができています。
現在の担当業務
現在はおもに、ゲームエンジンであるUnityソフトウェアと、Microsoft HoloLens2やMagicLeap2をはじめとするARデバイスを用いて、製造業における生産支援を行うシステム開発に取り組んでいます。また、チームの開発体制の整備に向けたバージョン管理体制の構築ルール制定など、オンサイト先のアプリケーション開発の環境整備を手助けする業務も担当しています。
担当中のシステムは、トライアルにとどまらず生産現場での運用実績があり、作業時間の短縮という成果が得られています。製造業において、新しい技術は時に足かせとなり、なかなか受け入れてもらえないことも多々ありますが、運用していただけて、成果が得られ、お客さまの生の声をいただけた瞬間に、強いやりがいを感じることができました。
よりとがったエンジニアへ
今後チャレンジしたいこと
私は自分の好奇心旺盛な性格を活かし、視野を広げ幅広い分野の情報を取り入れることに注力してきたことで、オンサイト先ではさながらジェネラリストのような立ち位置のエンジニアとなっています。ただし、より専門的なことに取り組もうとすると高い専門性が求められ、その点においてはスペシャリストにはかないません。
私は今後、より先進的な取り組みに参画できるように、自身の知る領域の一つを極め、ジェネラリストかつスペシャリストのエンジニアを目指したいと考えています。
今の専門領域はXR領域ですが、これはさまざまな領域を組み合わせた領域です。学生時代はVR(仮想現実)を主力として、これまでの業務ではAR(拡張現実)を主力として扱ってきたので、今後はこれらの延長線上にあるMR(複合現実)に取り組み、スペシャリストを目指したいと考えています。
業務経歴
皆さんへのメッセージ
SOLIZEは、3Dプリント技術の先行導入やデジタルツインをはじめとする先進技術に積極的に着手するなど、チャレンジし続けています。そして、誰かの意見に従うだけではなく、自分のためにしたいこと、目指したいことに向き合ってくれます。
また時を問わず、互いの性質や能力、取り組んでいることを尊重し合い、高め合うことのできる仲間や環境が整っています。
「ものづくりによって自分からチャレンジする仕事」がしたい方は、ぜひSOLIZEへエントリーしてみてください。