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2018.04.07
展示会
第2回 AI・人工知能EXPO
開催日:2018年4月4日(水)~4月6日(金)
会場:東京ビッグサイト
出展報告
去る4月4日から6日に、東京ビッグサイトにて開催された「第2回 AI・人工知能 EXPO」に出展しました。
会期中、弊社展示ブースには多くのお客さまにご来場いただき、おかげさまで盛況の内に終了することができました。お忙しい中、弊社展示ブースにお立ち寄りいただきました皆さまには、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
SOLIZEは、業務変革へのAI活用にあたり、「暗黙知の形式知化」と「データサイエンス」を組み合わせたアプローチを提唱しています。本展示会では、このアプローチを軸とした3つのテーマをご紹介しました。
- 人の判断×AI技術に着目した業務変革
- ベテランの勘所を再現する動的ナレッジ活用
- IoT/AI技術を活用したものづくり変革
本展示会で注目を集めたモノとは?
1.人の判断×AI技術に着目した業務変革
業務変革アセスメントサービス:
AI活用のテーマや解決すべき業務課題が定まらないお客さまを対象としたサービスです。業務変革プランおよび業務・サービスモデルの構想立案をご支援するとともに、今あるデータ、もしくは取得できるデータを対象として探索的データ分析を行うこと、変革テーマを明確化することをご支援します。さらに、実行計画の策定までご支援します。
新業務設計サービス:
SOLIZE独自の業務分析手法によって、実効性の高いスキームの設計をご支援します。業務特性、人とAI(たとえば深層学習)、およびルールベースのシステム等のそれぞれの強みを活かした業務設計を行います。
また、会期初日に展示会場内の特別スペースにて開催された、出展社による無料公開セミナーでは、「暗黙知の形式知化とAI技術で、高度なベテラン業務を変革」と題し、講演を行いました。AI技術を活用した変革のアプローチとプロジェクト事例をご紹介しました。
2.ベテランの勘所を再現する動的ナレッジ活用
SOLIZE独自の言語処理AIフィルター「アスペクト」によって、ベテランの勘所を再現します。
「アスペクト」とは、人が特定業務の検討/判断に活用した情報から、その人ならではのものの見方/考え方を学習、次に同様の検討をする際、それを再現・可視化するAIフィルターです。これは、「人の判断に着目した暗黙知の形式知化技術」と「自然言語系のAI技術」を用いて実現します。
たとえば、大量のインプット情報を読み解く必要がある新規検討業務に適用することで、重要点・リスク箇所の把握の精度を向上させます。会場では、「企画業務における情報収集への活用ケース」のデモンストレーションを行いました。
3.IoT/AI技術を活用したものづくり変革
SOLIZEの3D造形工場で進行中の、IoT/AI技術を活用した取り組みをご紹介しました。
粉末造形では、造形中の粉面状態が常に変化する中、これを均一な状態に保つことが重要です。
現場では、熟練エンジニアが設備を見回り、造形状態を見極め、パラメータ調整を行っています。現状、この「判断」はエンジニア個々人に依存しており、スキル差・時間制約等で見落としが発生、品質にバラつきが発生していました。
これに対して、熟練エンジニアの判断を「知覚」「解釈」「判断・実行」の3つのプロセスに分解し、各々の特性に沿ったAI活用を行うことで、造形品質向上と後工程の修正工数削減を目指した活動を進めています。
出展内容に関するお問い合わせ
弊社出展内容に関するご質問やご相談を随時受け付けております。また、ご要望をいただければ個別にご訪問し、ご説明します。どうぞお気軽にお問い合わせください。